【膝の痛みでお困りの方へ】

~変形性膝関節症について~

膝が痛くて階段の上り下りがつらい

立ち上がる時にズキッと痛む

歩いていると膝がカクッと力が抜ける感じがする

こういった症状に心当たりがある方は、もしかすると変形性膝関節症かもしれません。

このページでは、できるだけわかりやすく、変形性膝関節症についてお話しします。

膝の痛みでお悩みの方が、少しでも不安を解消し、前向きな気持ちになっていただけるようご説明します。

 

【変形性膝関節症とは?】

変形性膝関節症とは、膝の関節にある軟骨がすり減ってしまうことで起こる病気です。

軟骨は、膝の骨と骨がぶつからないようにクッションの役割をしています。

しかし、年齢を重ねたり、膝を長年酷使することで、この軟骨がだんだん薄くなったり傷ついたりしてしまいます。

軟骨がすり減ると、関節の骨同士がこすれ合い、痛み腫れが出ることがあります。

 

【どんな症状が出るの?】

変形性膝関節症の症状は、次のようなものがあります。

✅ 膝が痛む:特に歩き始め階段の上り下りで痛みやすいです。

✅ こわばり:朝起きたときや、長時間座った後に膝が動きにくくなることがあります。

✅ 腫れ:膝に炎症が起こり、膝周辺が腫れたり熱をもったりすることがあります。

✅ 膝の音:「ギシギシ」「ポキポキ」といった音がすることがあります。

✅ 膝が抜ける感じ:歩いているときに、突然膝が「カクッ」となり、力が入らなくなることがあります。

これらの症状は、最初は「ちょっとした違和感」程度ですが、進行すると日常生活に支障が出ることがあります。

 

【どうして変形性膝関節症になるの?】

変形性膝関節症の原因には、いくつかの要素が関係しています。

🔹 主な原因

✅ 年齢:年齢を重ねると、軟骨がすり減りやすくなります。

✅ 体重の増加:体重が増えると、膝への負担が大きくなります。

✅ 膝の使い過ぎ:スポーツや仕事などで膝を酷使している方は、関節に負担がかかりやすくなります。

✅ ケガの影響:以前に膝をケガした経験がある方は、その部分に負担がかかりやすくなります。

✅ 姿勢や歩き方の癖:O脚やX脚など、膝に負担がかかる姿勢が続くと、軟骨のすり減りが進みやすくなります。

 

【変形性膝関節症はどうやって進行するの?】

変形性膝関節症は、次のように段階的に進行します。

🔹 初期の段階

➡️ 膝の違和感や軽い痛みが出るが、日常生活に大きな支障はない。

🔹 中期の段階

➡️ 階段の上り下り立ち上がりの際に痛みが増し、正座が難しくなる。

➡️ 関節がこわばり、動きにくくなることがある。

🔹 進行した段階

➡️ 軟骨がほとんどなくなり、骨同士がこすれ合うことで強い痛みが出る。

➡️ 歩行が困難になり、杖や支えが必要になることもある。

 

【変形性膝関節症の予防と対処法】

膝の痛みは、日々の生活を見直すことで悪化を防ぐことができます。

🔹 1. 膝に負担をかけない生活を心がける

  • 無理のない範囲で体重管理をする

  • 膝にやさしい運動(ウォーキングや軽いストレッチ)を取り入れる

🔹 2. 筋力をつける

  • 太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉を鍛えることで、膝への負担が和らぎます。

  • 痛みが強い場合は、無理のない範囲から始めるのが大切です。

🔹 3. サポーターやインソールの活用

  • 膝にかかる負担を軽くし、痛みを和らげる効果が期待できます。

🔹 4. 鍼・灸・整体・手技療法

  • 膝まわりの筋肉をほぐし、血行を促進することで、痛みやこわばりがやわらぎやすくなります。

  • 関節の動きをスムーズにし、膝の負担を軽くするサポートができます。

🔹 5. 固定療法

  • 痛みが強いときには、関節を保護し、膝の負担を減らすことで痛みが和らぐことがあります。

 

【最後に】

膝の痛みがあると、好きなことを楽しめなかったり、行きたい場所に行けなかったり…

日々の生活がつらく感じることがあるかもしれません。

でも、膝の痛みは、正しい対処で軽減することができます。

膝の痛みが気になるけど、どうしたらいいかわからない…

これって病院に行くほどの痛みなのかな…?

そんな時は、どうぞ気軽にご相談ください。

私たちは、あなたの痛みや不安にしっかり寄り添い、一緒に改善に向けた方法を考えていきます。

少しでも楽になりたい」というお気持ちを大切に、最善のサポートをさせていただきます。

どんな小さなことでも、どうぞご予約くださいね。

変形性膝関節症、膝関節症の画像