宇都宮市・桜通りのご紹介          

こんにちは、えん鍼灸院です。

日頃より多くのご紹介、ご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。

今回は、当院近くの「桜通り」についてご紹介いたします。

桜通りへのアクセス

えん鍼灸院から桜通り交差点までは、徒歩約2分、車で約1分の距離に位置しています。お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。

桜通りの歴史

桜通りは、現在の滝谷町交差点(平成通り)から松原三丁目交差点(競輪場通り)までの区間を指します。この通りの名称は、かつて桜並木が広がっていたことに由来しています。

桜並木が誕生したのは1907年(明治40年)。宇都宮市が日本軍第14師団の駐屯地となり、翌年から司令部や兵営が建設されました。その際、師団司令部(現在の国立栃木病院)から野砲兵第20連隊(現在の文星大学附属高校)を結ぶ道路が開設され、その記念として日光街道交差点から睦町交差点までの間に1000本以上のソメイヨシノが植えられました。

大正時代中期には、桜が成長し、「軍道の桜並木」として人々に親しまれるようになりました。

しかし、1963年(昭和38年)の高度経済成長期に、道路拡張に伴い、自動車交通の支障や桜の老木化により伐採されることとなりました。

現在、その名残として足利銀行本店の北側(旧東京インテリア跡地)にある横断歩道橋の下に「桜並木ここにありき」の石碑がひっそりと佇んでいます。

宇都宮市では、この地域を「桜」と名付け、現在も「桜通り」として市民に親しまれています。

おまけ:桜美公園(貝殻公園)のご紹介

当院の北側に位置する桜美公園(おうびこうえん)は、公園の中心に貝殻の形をした滑り台があることから、「貝殻公園」として親しまれています。

この地は、戦後の進駐軍に占領された際に高級住宅地として使用されていた場所であり、その後、植えられた木々がそのまま公園として整備されました。

現在も、宇都宮市内で古い桜を楽しめる貴重なスポットの一つとなっています。

鍼灸・美容鍼の施術後に歴史散策を

えん鍼灸院での施術後は、ぜひ宇都宮市の歴史に触れながら散策してみてはいかがでしょうか?

桜の歴史とともに、心身ともにリフレッシュするひとときをお過ごしください。

桜の花が満開になっている枝のクローズアップ。