交通事故傷害の特徴:起きやすい症状
交通事故傷害には、以下のような特徴的な4つの症状があります。
1 「筋肉・腱、靭帯、関節の症状に悩まされる」
首のむち打ち症、腰、背中、腕の痛み。
関節の動く範囲が狭くなる。
痛む場所が日々変わる(昨日は首が痛かったが、今日は背中が痛いなど)
消えたと思った症状が、数日後にまた出る。
何もしなくても痛みがある。夜間や朝起きた時に症状が強い。など
2 「自律神経症状に悩まされる」
頭痛、吐き気、めまい、目のかすみ、耳鳴り、
集中できない(長時間の作業が苦手になる、やる気がでないなど)
睡眠障害(痛みによる睡眠困難、なかなか寝付けないなど)
3 「感覚神経症状に悩まされる」
手足のしびれ、体の冷えや寒さに敏感になる。
天候の変化に敏感になる(気圧の変化、湿度の変化など)
4 「運動神経症状に悩まされる」
筋力の低下(握力の低下、だるい、疲れやすいなど)
なぜか動けない。
体に加わる力の種類
交通事故では、「自動車」という大きい物体の衝撃が体に加わります。
その衝突した際の力は、60キロの走行でビルの5階から落ちた力に相当するそうです。
また、コツンとぶつかった場合と、大きくぶつかった場合は、体の損傷度合いは異なります。
この衝撃を車体と人の体で受け止めています。
車体はぶつかった箇所は凹むのですぐ分かり、修理しやすいのですが、人の体は、どこがどう衝撃をうけたのかが不明瞭なので難しいのです。
「交通事故に合わなければ…」
そんな気持ちは誰でもあるものです。
交通事故を乗り越えるには、出会った出来事を受け入れて、どう治していくかを考えることも大切なのです。
体と心は繋がっています。良い心は、良い姿勢・良い体から。
体を元気にして、一緒に良い人生にしてゆきたい、そのお手伝いをしたいと、わたしは思います。