線と点は東洋医学の経絡とツボ
線とは、その人それぞれの使いやすい所(軸線)や体重を支えやすい部位(線)の事です。軸線とは生活の中で、その人が使っている場所(軸)があります。また体重が通る線があります。
東洋医学の経絡とツボ
よく中心に軸を通したほうがよいといいますが、使う場所(線)や、体重がかかる場所は背骨から枝分かれし手足(抹消)に伸びていきます。これを経絡と言います。一般に、線は背中から始まり長く負担がかかるほど外へ抹消(手足)へと広がっていきます。具体的にいいますと背骨から肩甲骨を通り、肘へ・・・背骨から股関節を通り、膝へ・・・と通っています。その線をたどっていくと点という山の頂点があります。点とは、人それぞれに負担が大きくかかりやすい場所の事です。東洋医学ではこれをツボといいます。その点を刺激する事で、一般に変化を感じたり良くなっていきます。
長くお辛い思いをされた方ですと点は山岳のように大きくなっており、ゆっくり時間をかけ丁寧に丁寧に小さくしていきます。
鍼をすると、その山はふわっとなり次に高い山が見えてきます。おかげさまで、「来た時と全然違う~」「良くなったのがわかる」などのお声を多く頂きます。一度来て鍼を受けていただくと、「なるほど~」と実感していただけると思います。応援しています。